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会長挨拶

第25回日本感染看護学会学術集会の開催にあたり

第25回日本感染看護学会学術集会

学術集会長 三橋 睦子
(国際医療福祉大学大川キャンパス 福岡保健医療学部看護学科 学科長)

この度,第25回日本感染看護学会学術集会を2025年8月23日(土)~24日(日)に,国際医療福祉大学(本館)において開催させて頂く運びとなりました。記念すべき第25回学術集会を、福岡(会場は百道)において開催させて頂けますのは大変光栄なことであり、会員の皆さま、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

本学術集会では、「持続可能な感染看護:環境と健康の調和」をテーマとし、現代の気候変動にともなう環境・感染への影響は大きく、どのように健康と調和することができるのか、持続可能な感染症看護の知見を探求することを目的としています。中華人民共和国湖北省武漢市に端を発するといわれる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行は、私たちの社会に対して様々な大きな変革を起こしました。感染者数や死亡者数が特別に多いわけではないにも関わらず、医療供給体制は逼迫し、数次にわたる緊急事態宣言が発出され、社会的な混乱や不安に拍車がかかる状況も生まれました。パンデミックは、今回に限らず、いつかまた必ず世界を襲うことになるでしょう。

一方、災害も我が国のみではなく地球規模で世界のいたるところで発生し、その規模その数も種類も増加しています。2024年の能登半島地震、9月20日以降の大水害など、ライフラインの停止や生活用水、トイレ等の生活環境の悪化により感染症は必発しており、公衆衛生や感染看護の役割が拡大しています。

このように気候変動の影響が日常的に感じられる今、平時~非常時の各レベルでの健康リスクや感染リスクについて、その影響の縮小化、対処、意識の向上に向けて知識を共有し、健康的な未来を目指すために今何ができるのかの探求を目指します。本学術集会が、気候変動の重要性への気づきと知見を提供し、日本の看護全体としての感染症看護の取組を後押しするものになることを期待しています。

企画・運営においては、魅力あるプログラムの構成、研究者間の活発な議論の場の提供を大切に鋭意準備を進めております。皆様にはご多忙とは存じますが、これまでの貴重な経験やデータをうずもらせることなく、是非とも演題登録して頂きますよう心よりお待ちしております。

福岡市早良区の百道は、豊かな自然と近代的な都市景観が共存する魅力的なエリアです。博多湾に面したこの地域は、風光明媚な海岸線と美しい夕日で、人々に親しまれています。本学術集会が学術的な交流と共に、忘れられない経験となりますよう、委員一同心よりお待ち申し上げております。

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